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■感想 高畑勲『一枚の絵から 日本編』

高畑勲『一枚の絵から 日本編』岩波書店

  漫画映画監督である著者は、美術への強い関心から、
  こまめに展覧会に足を運び、図録を開き、たくさん
  の芸術作品をみてきました。そのなかから出会った
  “この一枚”について、縦横無尽に、古今東西を駆
  け抜けて書かれたのがこの本です。思いと興味はい
  ろいろに、一枚の絵から広がる豊かな世界。
  三十余作品をカラー図版とともにご紹介します。

 『一枚の絵から 海外編』の姉妹編。絵巻物から現代の画家の絵まで日本産の「絵」を時代・画材・画法を問わずに高畑がお気に入りのものをチョイスした本だ。「海外編」が良かったので、「日本編」も買うことにした。買う前は、「海外編」に比べてやや地味な印象があった「日本編」だったけれど、日本美術の面白さを知れて買ってよかったと思った。特に日本の近代絵画は、どうせ西洋の絵の二番煎じだろ、と思っていたが、なかなか面白い絵もあって不勉強なその認識を改めることにした。
 絵巻物に興味がある人はこの本とは別に『 十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの』という本を高畑勲は出しているので、こちらもオススメ。


 以下、「日本編」でとりあげられていた絵の中から気に入った絵



伊藤若冲「果蔬涅槃図」
 果蔬(かそ)とは、今でいう果物や野菜のこと。釈迦の入滅を題材に、人が果物や野菜になっている。真ん中の二股大根がお釈迦さまだろうか。若冲は、京都の青物問屋の元主人だった。


小倉遊亀「観自在」
 浮遊する観音さま。みているこちらの頬が思わずほころんでしまう。気負いせずにみれる絵。


小早川秋聲「国之楯」
 戦争画といえば、どうしても藤田嗣治の「アッツ島玉砕」とかを思い浮かべてしまうが、こんな傑作があったとは知らなかった。文字通り「国之楯」となった英霊たちの聖画。

    

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感想 高畑勲『一枚の絵から 海外編』

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌

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  1. 2009/12/26(土) 16:49:00|
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